白緑蝶"ever since【続】

テーブルを挟んでテオさんの前
に座る私。

そして、私の隣にはソラが座る

「テオ

 今日、話したい事と言うのは
 俺達の結婚の話・・・」

「それなら、セナから聞いて
 知ってるよ

 そうだ、おめでとうと、まだ
 言ってなかったね?
 
 ソラに、ユラ、おめでとう」

テオさんは案外、平気そうで私
気にしすぎてたのかな?

「おう、サンキュ」

「ありがとう」

「それで、気にしてくれたんだ
 二人とも、僕のこと?」

私達は、顔を見合わせる。

「まあな」

「気にすることないよ
 
 僕は、初めからソラには
 振られてる

 それでも勝手に
 好きだっただけだから・・・

 君達が、いつか結ばれる事は
 最初からわかっていたさ

 元々、僕の役割も君達の事を
 気にして泥酔するセナを助け
 てあげたい、そう思った事が
 きっかけだったわけだし
 
 うまくいったこと、それは
 それでよかったさ

 君達が、気にすることないさ

 お幸せに・・・」