ライブ中、ソラとテオさんの
際どいシーンはあったものの

それは、嫌らしさを感じるもの
ではなく音楽を表現し伝え、心
から楽しんでる様に見えた。

所詮は、美しい男・・・

情景は一枚の絵のように
ロマンチックだった。

愛とは、汚くもあり、綺麗でも
ある。

光と影・・・白と黒・・・

貴方は歌う・・・

素晴らしい感動、興奮、夢と愛
をファンに与えて貴方は舞台を
去った。

その夜・・・

会場を出た四人は、駅へと向う
道筋に咲いている夜桜を見上げ
た。

「きれい・・・」

儚くも美しいもの。

「ソラは、やっぱり
 かっこいいわ
 
 おまえが惚れるのも
 仕方ねえ

 おまえ等の結婚を俺は
 心から認めてやる」
 
「何言ってんだよ
 認めるも何も、二人はもう
 ・・・」