白緑蝶"ever since【続】

「まあ、それは言えるわね
  
 映画の最後のシーンみたい
 だった
 
 ヒワも、ガウラの音楽の
 一部になってた」

私が・・・一部?

「うん
 演出の一部だったね
 
 素敵だったよ」

ぽろぽろ

涙が零れ落ちる。

『音楽の世界
 そこでは、私の存在は
 邪魔でしかない』

『空の、住む世界
 私の、いない世界』

『ソラの世界に、私は
 イラナイ』

『ほら、もう音が生まれた

 俺には、おまえが必要だ』

「あらあら、サキ
 泣いちゃったじゃん」

「えー
 わたしのせい?」