白緑蝶"ever since【続】

私は、無意識のまま自分の手を
高く掲げ、前へと差し出した。

貴方に、触れたい・・・

貴方は、集まった観客を数える
ように指さしながら言うの。

誰も彼もが、ソラのその妖艶さ
に魅入っている。

「ダラしない口

 いいねぇ」

みんなは、その言葉にハッと
我に返る。

「ねえ、もっと

 声、聞かせて

 もっと

 くれよ」

歓声は、止むことはない。

「じゃあ、行こう」

爆音と共に繰り広げられる世界

禁断のステージ・・・

ガウラの世界。

痺れるギターの音、足元から
震え沸き立つ、リズムの音。

そして、魅惑的な
ツインボーカルの声色。