「そんなに嫌な顔しないで
 くださいよぉ
 
 私達、キスした中じゃ
 ないですかぁ?」

彼女の声に驚く皆に、彼女は
証拠だと、ある写真を見せた

それは、プロマイド写真・・・

「pvでの話だろう?

 言っとくが、おまえと俺は
 キスしてない
 
 正確には、ふりだろうが?」

「私は、いいですよって
 言ったのに、ソラさんが
 駄目だって・・・

 断りますか、普通?

 こんなに若くて可愛い
 女の子がキスしていいよ
 って言ってるのに・・・」

「こうなる事は予測が
 ついてたからな」

「でも、誰が見てもキスしてる
 ように見えますもん

 本当か、どうかなんて事は
 問題じゃありません」

私は、その写真が気になって
持っているテオさんの傍に
近づいた。

「テオさん、見せて?」

「ユラは見ないほうがいいよ」