白緑蝶"ever since【続】

大きな口を開けて、カブッと
チキンをかじる私。

「いやっ、何も・・・

 ただ、この前、飲んだ時
 荒れてたのは確か

 だよな、アニキ?」

「ああ」

「そう・・・」

ジュースを一口飲む、真澄。

「なあ、もったい振ってないで
 早く、オッケーしてやれば」

「マスミ

 おまえが口出すな」

「そうだけど・・・

 別れるつもりないんだろう?
 
 期待、させんなよ」

一瞬だけ曇る、真澄の表情。

「マスミ?」