白緑蝶"ever since【続】

「あいつ、何やってんだ」

現場へ向う真澄の肩を掴む
穂澄は、頭を振る。

車から降り立ち、その場面
を直視する冷たい視線。

貴方は、彼の肩を強く押して
私を後ろから抱き寄せる。

私を守る、愛しい人の腕。

ピタリと止まる、体の震え。

「ヒワに、何した?」

愛しい人の声・・・

背中に、ソラを感じる。

「何したって?
 
 キスさ」

私にもう一度触れようとした
テオさんの頬を思いっきり
殴りつけるソラの拳。

「や・め・て・・・

 喧嘩しないで

 二人とも
 
 早く、離れて」