白緑蝶"ever since【続】

「タクシー、来たみたい

 は~い」

テオさんが帰るために呼んだ
タクシーが家の前に停っている
のが窓から見える。

表に停る、タクシー。

玄関のドア、入口付近には
テオさんを見送るため
お姉ちゃん、かっちゃん
真澄の姿がある。

私は、タクシーの傍に
テオさんと並んで立ってる。

「テオさん、ごめんね」


ドキッ・・・

見上げたユラの顔は瞳が
真っ赤に腫れて、僕の胸を
締め付ける。


「僕は・・・」

「どうかした・・・?」

「・・・・・・」

時刻は、深夜・・・

辺は、真っ暗な闇