白緑蝶"ever since【続】

「ユラ、聞いてる?」

彼女と話す、ソラの優しい声を
後方で聞いている卯月。

「聞いてるよ
 
 だから、彼女を助けたの?」

「ウズキが歌えなくなったのは
 俺の姿を見たから・・・
 
 彼女を放ってはおけない
 そう思った
 
 おまえを傷つけ・・・
 
 ウズキ、何する、おいっ?」

プープープー、切れる通話。

今、確かにソラは卯月と彼女の
名前を呼んだ。

咄嗟に私の足は駆け出す。

「えっ、ユラ、どうしたの?

 ユラ・・・」

私は駆ける、貴方の元へ・・・

さっきよりは少し、人の姿が
減ったBar内へ私は飛び込んだ