白緑蝶"ever since【続】

「そうね・・・

 きっとそう」

何を言っても、自信のない私の
胸には届かない。

フーっと息をつく、テオさんは
言う。

「ユラ、本当に帰らないの?
 
 帰ろう

 ソラが待ってる」

私は返事をしないまま彼に背を
向けた。

「ふうん、いいんだぁ
 
 じゃあ、この僕がソラを
 奪うけどいいね?」

その言葉に振り返るとテオさん
はキリッとした瞳で私を見つめ
る。

本気・・・

「今までソラは、一度も振り向
 いてくれなかったけど、君に
 振られた後ならこの僕に靡い
 てくれるかもしれない

 今日からソラの隣は、僕の
 居場所になる」

「だめ・・・
 
 だめだよ」

ソラの隣は・・・