白緑蝶"ever since【続】

寒いのに車の窓を全開にして
姉は言う。

「ヒワ

 Merry☆Christmas」

「メリークリスマス」

配達用の車が角を曲がり見え
なくなるまで私は、見つめる

そして、辺りを見渡す。

「どこだろう?

 あそこかな・・・」

その場所へと走って向う人々
の群れにぶつかる。

「ごめんなさい」

「うん、見た見た
 UZUKIが歌ってるらしいよ」

ぶつかっておきながら電話を
片手に話す女の子の声は確か
に今、卯月が歌ってる・・・

そう、言った。

ソラ・・・

「急がなきゃ」

どうして、貴方との待ち合わせ
場所に彼女が居るの?