白緑蝶"ever since【続】

びっくりするに決まってる
どころの話しじゃねえ。

ステージに現れたのは
誰でもない、UZUKI。

そう言えば表、てきぱき動く
慣れてるスタッフらしき人間
が慌ただしくしてた。

歌姫が、この場に降り立つ。

UZUKIの登場に、店の客の
ボルテージは最高。

盛り上がる曲を一曲歌い終え
た卯月は歓声が湧き上がる中
言った。

「こんばんわ、UZUKIです
 
 聖なる夜・・・
 
 ここに在る全ての人に
 捧げます」

「まじかよ」

もうすぐ、この場所にユラが
来る。

偏頭痛がしそうだ。

バタン・・・

車のドアを、勢い良く閉める音

「お姉ちゃん、ありがとう」