白緑蝶"ever since【続】

「そうか、俺がしたことは
 やっぱり無駄だってわけか」

「うん?セナ

 何、聞こえない」

「いい、後で話そう」

居酒屋を抜け出した三人は
捕まらないタクシーに
仕方がなく街を少し歩いて
古くからの知人の店
ライブバーへ向う。

聖夜に、その場所が静かな
わけはなく。

「ここは、やっぱり
 うるさいか?」

「何か催し物やってるみたい

 場所変えるかって言っても
 ユラが来るんだよな?」

「ああ、さっき連絡あって
 場所教えたから、今
 こっちに向かってる」

「もう着く頃じゃない?」

「ああ、どうする

 まあ、隅っこの方で
 話せんじゃないか」

「そうだな」

店の中へ入る、三人。