白緑蝶"ever since【続】

二人、並んで賑わう店の外へ
出ようと店内を歩いて行くと
空を呼ぶ声が聞こえた。

「ソラさ〜ん

 やっぱり、ソラさんだぁ
 
 いらしてたんですかぁ?

 キャー、髪
 どうしたんですか?

 素敵」

大きな声で空の名を呼び
携帯を持つ方の空の腕を
取るのは、紅莉。

「おまえ、いたの?
 
 何してる?」

「この近くで撮影があって
 イブだってことで、そのまま
 皆さんと雪崩てきました
 
 ソラさんも、撮影か何か
 ですか?」

「ああ、そう
 
 でも、何で
 俺だってわかった?」

空は、髪に触れた。