「うん、マスミ、ありがとう」

「ああ・・・」

「ヒワ、おめでとう

 そうだ、ソラさんには前に
 話してあるけど、この際
 順序はどうでもいい
 
 だけど式だけは
 ちゃんと、あげてもらえよ」

今度は、かっちゃんが真剣な顔
してる。

「うん、わかってる
 
 また、今後のこと
 報告するね」

カランカラン・・・

帰って行く私の後ろ姿を
見つめる真澄の隣りに立つ
かっちゃん。

「兄貴、順序はどうでもいい
 なんてらしくないねぇ?」

「まあな・・・

 マスミ、おまえが言うように
 例え、ウズキ、彼女の存在が
 ソラさんとの結婚の決め手に
 なったのだとしても、ヒワが
 決めたことなら俺達は何も
 言わずに応援してやろう
 ・・・」