白緑蝶"ever since【続】

「ああ、好きなの頼んで」

「やったぁ

 ソラは、何食べたい?」

「ユラ」

「ユラ」

同時に、重なり合う声。

「やっぱり」

笑い合う二人・・・

ルームサービスを頼む私。

ソラは、煙草に火をつける。

『どうして
 ユラからのメールを 
 捨てたのか

 僕にも分からない』

『テオ、おまえなぁ・・・』

「ふう・・・」

吐息混じりに、貴方は煙草の
煙を吐いた。

ご飯を食べながら、私は
いっぱい聞きたいことを聞く。

特に、ソラの仕事のことを
ソラの口から、いろいろ聞けて
幸せな時間を送ることができた