白緑蝶"ever since【続】

「言ったよ、言ったけどまさか
 キスや手を繋ぐことまで
 なくなっちゃうだなんて
 思わなかった」

暗く沈んだ顔の私を覗き込む
ソラ。

「おまえに触れたら
 止められなくなるじゃん
 
 ・・・

 あんなことやこんなことも
 したくなる」

「ソラ?」

我慢してたの、私に触れる事?
 
「何てな
 本当は、仕事が原因だ
 
 音楽にのめり込み過ぎて
 夢中になって、おまえのこと 
 寂しくさせた

 ごめん、気をつける・・・」

「謝らなくていいよ
 気なんてまわさなくていい
 
 ソラが夢中にならなきゃ
 リスナーやファンを驚かせ
 満足させる音なんて生まれ
 てこないこと
 
 私、知ってるよ」

「ユラ」