直ぐ様ケータイを
取りだし菫に電話をかけた

「菫?今大丈夫?」

「うん。なーに?」


「菫さ一人暮らししたいって言ってたじゃん?誠おじさんが不動産しててさ、敷金も礼金も家賃もなしで学生専用のシェアハウスするんだって、で後2人空きがあるから菫とどうかって」

「えっ!?入りたい!だってそんな物件ないもん!」


「じゃあ決まり!パパに言っとくね」


すんなり決まった
シェアハウス行きを
パパに伝えると

入居日は今週末だから
とだけ言ってまた
出張先へと帰って行った