【完】 After Love~恋のおとしまえ~




さて、そんな目にあった後の体験ダイビング。

「やっぱり怖いから、やりたくない」

私は首を振ったけど

「大丈夫だから」

サトシが強引に決行しようとする。


たった今おぼれかけて、海に恐怖を感じている私の気持ちは、考慮してくれないの?

そんなサトシのあまりの配慮のなさに、さすがにむっとした私だったのだけど――