期せずして訪れた人生の分かれ道。

夫の海外赴任について行くか、遠距離別居で仕事を続けるか。

私の相談に乗ってくれた多くの人が多種多様の意見を述べてくれたけれど、最後には皆「よく考えて決めてね」と、最後決断を私自身に委ねた。

当然のことだと思う。

なぜなら、これは私自身の問題だから。

だけどその中でただ一人、「絶対に一緒に行くべきだ」と主張した人がいた。

カナさんだった。