彼のその言葉を受けて、結衣子さんに了承の電話をしたその夜。 私は想い出のペンギンのキーホルダーを机の引き出しから取り出すと、それをそっと窓辺に置いた。 月明かりが、ペンギンを照らす。 ――お互い絶対に幸せになろうと誓ったあの日の約束を、私は守れてるよ。 ねぇ、サトシもちゃんと、守れてる?