お料理教室が終わると、私はすぐにサトシに連絡をした。

すると

「あぁ、もう大丈夫。適当にやっているから、来なくていいよ」

そう言って、サトシは私の訪問を断った。

だけど、私は思いもしなかった。



まさかサトシの元へ駆けつけなかった私の代わりに……

連絡を受けたももちゃんが、サトシのもとへ駆けつけていたなんて。