「きゃあああああ~」

「何するんだやめろ!」

突然の悲鳴!怒号!

「バキューン!バキューン!バキューン!」

三発の銃声!

何事が起きたのだろうか!
扉の向こうから声が聞こえるので彼女は恐る恐る扉の隙間から覗く。

「このガキどうするの?顔を見られたわよ。」

「ガキであろうと顔を見られたら生かしておく訳にはいかない。殺せ!」

殺すとか何を言ってるの?この人たちは?夢の中の少女はこの事態をまだ呑み込めずにいる。