「うん、目」 「なんで目?」 「安田君と初めて見た時、優しそうな人だなっと思ったけど、目だけは違った」 「甘かったな…」 「違うよ!!なんて言うか…目も優しそうに見えたけど、目の奥に『俺の本性はここだ』みたいな目があった気がした」 「へぇー」 「やっぱり全く別人にはなれないよ…その人の生まれ持った意思があるんだから」