たしか、あれは…



いつも通りに上手く告白をかわそうと思ったが…


その日の告白相手が気の強い勘違い女先輩だった




…………



「ねぇ~、かけるぅ~」


嫌ほど聞いてきた先輩の甘ったるい声

吐き気がする…



「なんですか?」



俺は嫌でも作り笑顔をみせる