君のコトが好きだった


「ないよ。」

「どーした?」

気にしてくれたのは、美央だった
「私の財布が無いの!!」

「ヤバッ…もしかしてさ、誰かが盗ったんじゃない?」

私は、考えたくないと思った。 私は、ふと、友夏の顔を見たら
友夏の目線が一気に冷たくなった一方で菜実は、凄く焦ってる

「それ菜実の財布じゃないの?」
皆の目線が、美華の指さした方に向いた。

「違う……私盗ってない。」

それは、美莉の鞄の中にあった
「私盗ってないよ。」



私は、信じてた。
美莉が盗ってないことを