濃い恋来い!


あたしと徳美は急いで3階にある会議室に向かったが中でまだ掃除をしていて周りには委員がたくさん待っていた。

「全然余裕だったね〜」

「急いで損した〜1階から3階まで猛ダッシュはさすがに杏菜じゃないけど脚プルプル」

「わかる〜ってあたしじゃないけどってどういうこと!」

あたしはノリツッコミをしながら脚をさすった。
それから2.3分話しをしているとやっと中の掃除が終わり5人くらいの掃除当番が出てきた。
空くのを待っていた委員は一斉に中に入りはじめる。

「あれ?祥平!?」

人の流れに乗りながら会議室に入ると同時くらいに徳美が誰かをみて手を振っている。

「誰?」

あたしが後ろにいた徳美に振り向きながら尋ねたがもうそこに姿はなくあれ?と探すと少し離れたところに3人でいた。

「もう徳美どこいったかと……!?」

徳美の元へいくとそこには田渕くんともう一人男子の姿があった。
田渕くん!?

驚き目を真ん丸くした。