― ぞわっ…
あたしは田渕くんと別れた瞬間今日あった榎本先輩との出来事がフラッシュバックした。
思い出し急に鳥肌が立ちはじめる。
先輩に触られた感触がまだ残っている腕をさすった。
やだ…気持ち悪い…
先輩の手の感触が消えない…
あたしはその場に固まって動けないでいると誰かが両肩を叩いた。
「!?」
「大丈夫じゃねーじゃん」
振り返るとそう.そこには田渕くんが立っていた。
「素直に送ってもらえって」
そう言って改札の方へ向かって行った。
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