きみは、わたしの瞼に優しくキスをしてシャツをめくり始めた。 けど、その行為はすぐに止まった。 わかっていた、こうなるのは。 きみの目線の先は、わたしのくびれのあたりの肌。 そこには、数か所のたばこの焼き痕。 もう、傷の生々しさは消えてきたけれど完全に消えることはない。 『…、これどうした?』 すごく心配した顔でわたしを見る。 『ははっ…、変なもの見せちゃってごめんね』