きみが買ってくれたとうもろこしは、特別においしかった。 ただでさえ、ばくばくしている心臓を花火がさらに追い打ちをかける。 きみはなんで、そんなにきれいなんだろう。 『水城さん、花火終わったよ』 きみの声で我にかえった。 きみばっかり見ていて気が付かなかった。 『あっ、うん』 『どうする?帰る?』 外はもう暗い。 でも、でも…、