「‥昨日、濡れたからいけないのよ



38.8℃‥馬鹿でしょ」




「む、けどぉ‥


行くの!本家に行く‥」




案の定、私は風邪をひいてしまった




「そうですか‥



私、車を用意してきます」




「うん」




‥視界が、ぼーっとする



自分ってばか、馬鹿すぎる‥




昨日は、晴喜さんと同じ部屋で過ごせなくて‥



だから、前に私が使っていた部屋で夜を過ごした




‥私って、恋に溺れやすいんだな‥



だって、もうこんなにも‥




晴喜さんを好きになりかけている