「お嬢様、お風呂です、お風呂」




‥夏梨がここに居てくれて良かった





「あ、美麗



私、明日には帰るから」




そうなんだ、でもそうだよねー





と服を脱ぎながら聞いている




「で、来月にはお見合いの話も来てるから



帰ってきなさいよ?」




「わかった」




お見合いなんて、どうせ断るけどね






主人が彼になってくれるみたい




なんだか、楽しい





けれど、すぐに真二を忘れているみたいで‥





なんだか、嫌だ





複雑‥