「‥私、好きなんです



真二が大切だったんです




待っていよう、そう思ってたのに‥



いろんな人と体を重ねてきた




そんなこと、してはいけないとは思うけど‥





彼が、大切だった



彼のことで、毎日頭がいっぱいだった」





気持ちが溢れくる‥




「けど、何でかわからないけど‥




あなたが来てくれて‥ほっとしてるの」





「っつ、そんな期待させるようなこと言うなよ」





「‥期待‥してもらって良いですか?



私、あなたと一緒に居てみたい



彼じゃない誰かと一緒に居てみたい」




彼を私の中で終わりにできたから‥




きっと、こんなことが言えるのだと思う




「‥俺を、見てくれるように頑張る」




そう言った、彼の顔はとても輝いていた