「着替えてくれたんだ」





「メイド服のままでは、ご主人様の側を歩くのは失礼に値しますので」





「そうかもしれないね




けど、その恰好の方が、似合っていて好きだけどな~」





‥なぜ、そうなるのだ





私は、主人の好みに合わせる気は毛頭ない





「良かった、ピッタリだね




昨日の夜に、測って作ってもらったんだ」






なんて、ハードなことをさせるんだこいつは





鬼なのか?





「そんな目で見るなよ」





「‥すみません」