あー、それは、お互い様だと思う






「私だって、これだけの時間で





晴喜さんをたくさん好きになってく」






「‥あーー」








晴喜さんの顔が、真っ赤だ






どきどきが止まらなくて、






苦しいけど、愛しい








これが、好き








「晴喜さんって不思議です」






「そうか?」







そう言って、互いにともに笑う