だから恋とは呼ばないで



「うぅん?」

「美喜?!」

「あれ?なんで水樹がいるの?」

「いや、誰?こいつ…」




水樹が指差した方向には正座でいる、竜之心。




「あ、竜之心君。水樹と同じヴャンパイアだってさ…」

「で、なんでお前から美喜の血の匂いがすんの?」

「……それは」





目が泳いでる竜之心。




水樹のあり得ないオーラにビビってる。