だから恋とは呼ばないで



「麗」

「これは何ですか?」




渡された書類には美喜が写っていた。




「なにって…ペット」

「は?ペット?なんで?」

「そ。可愛いぞ?血も甘いし」




麗ははぁーと小さくため息を吐いた。




でた、麗の小言が始まるぞ…。



「あなた様はこの国を背負う者なんですよ?その自覚日に日に重くなってるんですよ?分かってますか?」




分かってるつぅーの。