だから恋とは呼ばないで



「手の甲が浸かるぐらい…」




水樹の手デカ…。初めて触ったかも。



「なに、赤くなってんの?」

「え?あ、でぁ…水に手の甲が完全に浸かるぐらいまで水入れて」





なに、あたし顔赤くなってんだろ…。




「出来た」

「あ、じゃあスイッチ押したら炊けるよ」

「便利だな。これなら俺だけでも出来るな」





ご飯炊くだけにドキドキしてんだけど…。ご飯出来るまで心臓が持たない…。