だから恋とは呼ばないで



「え?」

「俺の側で笑ってろ。分かったな?」

「はい!!」

「もう、どこにも行くなよ…」

「うん…どこにもいかない!!水樹そばにいる…」

「それでいい」




それからキスをした。




涙でショッパかったけど幸せな気分になった。




「さ、帰るぞ?」

「うん!!」

「泣きすぎて目が腫れてるな」

「え?マジ!?」




今はどんな顔でも良いや。



だって水樹が笑ってるんだもん。