だから恋とは呼ばないで



「じゃあ、行くかっ」



強く地面を蹴り高くジャンプをした。




あまり長い間空中にいることは出来ない。人間が空を飛ぶのはおかしいことだしな。




「いいところに出てくれよ!!」





そのまま、俺は魔界にループした。




懐かしいこの感覚。禍々しいがどこか落ち着く。




「ここは…」




出た場所はレミヤが言っていた付近だった。