だから恋とは呼ばないで



「俺探しに魔界に帰ってくる」

「今帰ると王様に見つかってしまいますっ!!」




零もそうとう焦っているのか人格が混ざってる。




「いいんだ、どうせ親父には言うつもりだったしな」

「…ならいいんだが、大事なペットが見つかるといいな」

「あぁ…」




俺は零とレミヤを部屋に残しベランダから飛び降りた。




魔界に帰るのは久しぶり。