「そんなことできないくせに!!」 「じゃあ、試してみるか?」 「ひぃ!!」 「零っ!!!」 「はっ」 零にレミヤを任せよう。 早く美喜を探さなければ…。 「若様」 「…レミヤを頼む。好きにしてくれていい」 「……いいのか?一応婚約者だぞ?これが王宮に知れたら?」 「…俺の力なめんな。婚約者ぐらい俺の権力でなんてかなる」 それよりも美喜を…