「いいわよぉ〜でも、記憶は少しいじらせてもらうから」 「………」 「なんで黙るの?あたしはあなたの条件を飲むのよ?少しぐらい頭の中をいじっても大丈夫でしょ?あたし、間違ったこと言ってる?」 確かに、ペットよりも婚約者の方がランクは上。 これで、忘れてしまえばいいのかな…? あたしが間違っているのは分かってる。 人間とヴァンパイアの恋なんて始めっから無理だったんだよ…。