一大決心も挫かれ、
こうなったらしかたない
空気のごとく勝手に消えるか?
いや、でも、それはさすがに失礼だし、、、
と、頭を悩ませていると、
\デンワデスヨー!デンワデスヨー!/
『!』
突如私のポケットから音が鳴り響いた。
そうだ、これがあった!
すぐにポケットの中身、
ケータイを取りだして画面を確認してみると
画面には和馬の名前が表されていた。
なんでもっと早く気がつかなかったのか、私。
、、、ともかく、電話に出ようにも
一応人の前でなにも言わずに電話にでるのはさすがにマナー違反なので
目の前にいる深月に電話の了承をとると
深月はどうぞ、といってケータイを指差した。
それを見て私は通話ボタンを押した。
『もしもし?和馬?』
「もしもし?うん、俺。
大丈夫?
いつまでたっても戻ってこないから
また迷子になったのかなって電話かけたんだけど、、、」
、、、わぁ、さすがー。
『あーうん。その通りなんだわ。
とりあえず。保健室まで迎えに来てくれると助かる。』
と、私が本題をいうと
和馬は呆れたようにやっぱり、というと、
「いまから迎えにいくから、ちょっと待ってて!五分でつくから。」
そういって電話を切ってしまった。
