「!?」
「「「キャーーッ!!」」」
突然の水はやはりびっくりしたらしく、
イケメンの驚いた顔が此方をみると同時に
騒いでいた女の子たちの悲鳴があがった
「あ、あなた!!深月様になんてことを!!!」
悲鳴をあげた取り巻きの子がギッと私を睨む。
その視線をうけて思わずため息がでそうになった。
『なんてこと、っていうか、応急措置なんだけど??』
「応急、措置??」
私の言葉を聞いて睨んでいた目をキョトンとさせる女の子達。
うーん。今どき珍しい箱入りちゃんかぁ。
余りの世間知らずさに今度は本当にため息がでた。
『そ。火傷したなら取り合えず服のうえからでもいいから冷やさないと。
処置が遅れれば、痕も残っちゃうし、そうなると君らも、深月様?も困るでしょう?』
「そ、そうですわね。」
確かに、、、と、女の子達がザワザワしはじめた。
どうやら、理解していただけたようだ。
『理解してもらえたところで、この人、僕が保健室に連れてってもいいかな?』
火傷のない右腕をつかんで満面の笑みで押しきるように言った。
(かなめくんの笑顔を参考にしたのは内緒だ。)
すると女の子達はほんのり頬をピンクに染めて縦にうなずいてくれた。
なぜ頬を染めるのかは分からないけど、
とりあえず、恐るべしかなめくんスマイル。
