『ちょっとごめんね』
そういいながらか女の子ばっかりの人混みを掻き分けていくと
輪の中心には銀色の不思議な髪色をした
一人のフェロモンだだもれなイケメン(?)がみえた。
下を向いていて表情はあまりみえないけれど、
この学校にきてから特化したイケメンレーダーが
あの人はイケメンだと訴えていた。
なんだ、イケメンに悲鳴をあげただけだったのかー。
そう思って引き返そうとしたら
「大丈夫ですの?!深月様っ!!」
「わたくしのせいで深月様が腕に火傷を、、、!!すぐ保健室に!!」
「なっ!あなたは大人しくしてなさいよ!!
私が保健室にお連れするのよ!!」
、、、どうやら、ただ騒いでいるだけではないようで。
話をあらかた理解したうえで
改めてイケメン(?)の顔をみると
「っ、、、」
長い銀髪のせいではっきりはみえなかったけれど、
火傷が痛むのか左腕を押さえ表情は少しつらそうだったようにみえた。
さらには先程から言い争いをしてるお嬢さんたちも決着がついていない。
、、、しかたない。
『ちょっと失礼』
近くのテーブルにあった水を大きい入れ物ごと拝借し、
そのままカツカツとイケメンくんに近寄って
私は水を彼の腕にぶちまけた。
