『えっ?そうなの?』
「そーだよ!!かなめが急遽デザインして、翡翠が厨房さんにお願いした、オリジナルケーキなんだぜ!」
どうだ!と言わんばかりに胸をはって和馬が言いはなった。
が、私は一つ気がついてしまった。
「あなたはなにもしてないでしょう?」
、、、以心伝心ですね。風波さん。
「う、確かにそうなんだけど、、、風波に言われたくはない!!」
「なっ!!だいたいあなたは!」
噛みつく和馬と噛みつきかえそうとする風波さん。
ぎゃーぎゃー騒ぎはじめた二人を置いといて
このケーキ食べて良いのかなぁ
と考えていると、
「ともかくぅ、」
ピタッと喧騒がやんだ。
小さく翡翠君のため息が聞こえた気がした。
二人をみてニコニコしているかなめくんは
その視線をこちらに寄越して、
「このケーキは僕らからの、
まぁ、何にもしてない人もいるけどぉ、プレゼントってことでぇ、たべて?」
ニコニコは継続したままそういった。
『う、うん、ありがとう!』
お礼を言う声が思わず震えたのは、、、許してほしい。
