「あ、翡翠おかえり。
今ねぇ、僕らが王子さまって呼ばれる理由の話を詳しくしようとしてたのぉ」
と、かなめ君がざっと現状を説明すると
和馬と風波さんは助けをもとめる目をしていた。
「、、、なるほどな。また、かなめも懐かしい話をする気になったな。
まぁ、俺は別に話したって減るもんじゃねーし良いとおもうけど?」
あ、和馬と風波さんの顔が死んでる。
捨てられた子犬みたいになってるよ。イケメンだけど。
そんな二人をチラリと見た翡翠くんは、つーか、とため息まじりに続けた
「あれってただ、俺達が初等部の頃学芸会で何故か王子が六人もいる劇の王子役やったってだけじゃねーか。そんな青ざめるほどショッキングなことでもないだろ?」
、、、へぇ、そういうことか。
思っていたより普通の理由だったなぁ。
たしかに、そんな、青ざめることでもないと私も思うんだけど。
そう思いながら隣をみると、
かなめくんが下をむいて震えていた。
隣で自分より小さな人が震えている状況にに私は何だか焦りをおぼえつつ、
『どうしたの??』
と訪ねると、
「なんで、、、」
かなめくんは震えながら小さい声でそういった。
