「よーし!じゃあ・・・・
いまから30分後にロビーに集合で!いいよね?」
和馬がそういうと皆はうなずいた。
「じゃ、解散でー30分にお会いしましょ☆」
またねーといいながら、足を止めたままの和馬と、それに会わせている私以外はこの場から離れて寮の入り口のほうと歩いていった。
そういえば門の前だったわここ。
「じゃ、俺らもいくとしますかぁ」
彼らが扉のなかに入ってから和馬はおそらく部屋の鍵であろうものを
くるくると指で回しながらいった。
あ、鍵についてるうさぎのマスコットがぐるんぐるんしてて、しんどそう。
『おうよ。というか、なんで僕らだけゆっくりなの??』
流れで待ってたけどなんでなのだろうか。
「あー、それは、寮のなかを案内しよっかなって。あいつら一緒に行かせる訳にいかないだろ??」
『確かに』
私のせいでご迷惑はかけられない
「んじゃ、いくかー」
『おーう』
和馬の掛け声に返事をして足を寮の扉のほうへ向け歩き出す。
、、、にしても、寮かー。
きっと部屋もお金がかかっているのだろうなぁ
、、、なんだかその考えに行き着く自分に悲しくなっちゃうや
