星歌学園



「・・・春宮くん?
あの、ご一緒してもよろしいですか?」


イケメンがこちらを伺っている、、、!
というか、


『(空耳じゃなかったのね)
ありがとうございます。
やはりあなたのような美人さんが花を添えてくださった方が
僕としてもうれしいですよ』


なんか海斗さんが美人すぎて
おもわず、女の子に言うみたいになってしまったけど。この際気にしない。


「・・・よっよくそんな恥ずかしいこといえますねっ」


『あれ、照れてます??』


「う、うるさいですよ!!食堂にいくんでしょう!?」


わぁ、美人って照れても美人なんだなぁー、、、はぁ。

負けたわこれは。
かるく哀愁に浸っていると、


「はいはい~そこっ
俺らを置いていちゃついてないでよね!」


頬をぷっくり膨らませた大型犬が
突っ込んできた。


「っべつにいちゃついてなどっ!」


ツンデレか。


「見つめ合ってる時点でいちゃついてるんですよーだ」


「なっ!!」


さらに顔を赤くする風波さん


「わぁ、真っ赤ぁ」


『ほんとだ』


「うぅ。」


風波さんが照れ過ぎて軽くぐったりしてきた時
救世主(翡翠くん)が舞い降りた


「あーはいはい、かなめも和馬も、風波をいじるの
その辺にして、サクも悪のりしねぇの!」


「「『・・・はーいママ』」」


私、だんだんこのノリについていけてる気がする。


「ママじゃねぇって何度言えば・・・「で!最終的に、
風波も一緒に飯ってことでいいんだよね?」・・・はぁ、」


さらっと割込む和馬さすがですわ。
翡翠くんのため息が聞こえた気がするんだけど、
気のせいだということにしようとおもう。
そういえば元はといえばこの話をしてたんだっけ。


「もちろんいいよぉ」


「ったく、いいぜ。」


『うん』


と、私たちは口々に返事をした。